こんにちは、天河YOUうみです。
今回は、天河YOUうみの原理原則シリーズです。
私の大切なお友達が天台宗の比叡山延暦寺にご夫婦でゆっくりと時間を取っていかれたっていう時のお話をさせていただきます。
天台宗といえば、「最澄・空海」の最澄さんですよね。
お友達から、最澄さんの大切な2つの教えについて聞きました。
私も最澄の教えについては以前勉強したことがあるんですけれど、すっかり忘れてしまっていたんです。
彼女から話を聞いて、改めて素敵な言葉だなと思ったので、もう1回自分の中で噛み砕いて皆さんにお伝えします。
最澄の教え1.よく言うよく行う
まず1つ目は、「よく言う、よく行う」という言葉です。
「よく言う」っていうのは何なのかというと、これはですね、「お話をたくさんしなさいね」ということです。
やっぱり日本語って面白いです。日本語の50音は全てに言霊があって音には波動・霊力があるっていう風に言われてるんですよ。
もちろん、何でもかんでも言葉にすればいいということではありません。
自分が見聞きしたり学んだりしたことを自分の中で噛み砕いて理解したなら、それを今度はちゃんとお友達だったり同じお坊様だったりにアウトプットしなさい、ということだそうです。
インプットして学んだことを、誰か必要な人に届ける。だからよくお話をしなさい=「よく言う」っていう風に言ったそうなんです。
そして、「よく行う」について。「良い言葉を伝えているのだから、それを実行しなさい」という意味なんです。
よく行いなさい、実践しなさいということなんです。
理解してインプットしてお話するまではできるかもしれない。
けれど、勉強したことが本当に腑に落ちたのであれば、実践しなければ形にはならないという教えなんです。
本当にあなたがそう思っているのであれば、よく言い、よく行い、実践しなさい。
毎日の行い、つまり習慣にする。良い習慣を行いなさいねというような。
本当にシンプルな言葉かもしれないけれど、それが一番大切なんだっていうことを改めてはい感じました。
短い言葉の中に、大切なことがギュっと詰まってる感じですね。
最澄の教え2.一隅を照らす
2つ目は、「一隅を照らす」という言葉です。
これは、たとえ自分がたくさん居るお坊様の中の一人の坊主であろうがなんであろうが、あなたにはあなたが全うすべき仕事があり、仕事を全うすることで光り輝くものがあるんだよということです。
そこにしっかりと意味を見出し、たとえ1人1人の役割を大切にしなさいということです。
たとえ「小さな小さな炭のような仕事だ…」って自分の中で思ったとしても、それはあなたが大切な役割を全うするということに他ならない ということだったんですね。
その話を聞いて、渡辺和子さんという方の「置かれた場所で咲きなさい」という本のことを思い出しました。
その本では、「あなた場所が、あなたの咲く場所だよ」っていうことをおっしゃっていた。
それと「一隅を照らす」という言葉の本質は同じなのかなっていう風に私は感じたんです。
人には必ず役割がある。それが目立つも目立たないも、人から認められるも認められないも、そんなことは関係ない。
あなたがその場所にいるだけであなたの役割がある。
役割をしっかり全うして、そしてそこを照らして光にしましょうっていう教えだったんですね。
最澄の教えを日常生活に取り入れてみよう
今回は、お友達が延暦寺に行った話を聞いて、改めて深い気づきを得たのでシェアさせていただきました。
ぜひ皆様も、今日から「よく言うよく実行する(行う)」と「一隅を照らす」を実践してみてください。
隅っこでもいい、小さなことでもいいので、自分の役割をしっかりと全うし1つ1つ光にして頑張っていきたいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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