引き寄せの法則を使っても、人生が進む人と止まる人がいます。
人生が進む人っていうのは、もちろん、現状維持をキープしたままの人ではないですよね。
日常の中で目標を達成しながら…とか、仕事のプロジェクトを終わらせるとか、そういう意味では当然進んではいます。
けれど、人生の変化と毎日のタスクを達成するっていうのは、またちょっと違うんです。
それを念頭に置いて、今回は引き寄せの法則のお話も交えながら「人生が進む人と止まる人の違い」を解説します。
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変化を楽しむ
人生の変化を楽しんでいる人っていうのが、「進む人」の方です。
自分がどんどん夢に向かうといろんな変化があり様々な経験をするんだけれども、それを「恐い」とか「嫌だ」とか「大変そう」とか「めんどくさい」とか思わず、楽しむ人。
それに対して「止まる人」の考え方は保守的で、毎日のタスクを達成すればいい、それが自分の人生だと思い込んでいる。
だから特別に変化っていう言葉には「ウッ」て反応が出たり、「変化なんかしないといけないんですか」て疑問に感じたり…変化するなんて思ったことがないという感じですかね。
人からどう思われるかを気にしない
何か変化してる時って、見えないことが多いので怖いんですよね。
怖いことが怖いというか…、見えないから飛び込むのが怖いじゃないですか。
知らない世界を学ぶとか、知らない場所を旅するとか、やってみるとか怖いですよね。
それを、心の中でGO!とする、OKが出る人が、人生進む人です。
そに対して止まる人っていうのは、恐怖がNGなんです。
「これをすることで人にどう思われるかな…」
「こんなに変化することで、何か違うことしてるって見られたら、周りの言われるんだろう…」
って恐怖を感じて、そういうふうに思ってしまうんですね。
自分がどうやりたいか、自分は◯◯に行きたいって思っていけるパターンの人と、それをするっておかしいよなぁとか、人にどう思われるんだろう、なんて文句言われるんだろう…ってつい思っちゃうパターンの人がいる。
つまり、目線が「他人」なんですよね。
周りを意識しすぎて、行動に対する目線が外側に向いている。自分には矢が向いてないんです。
お願い上手
そして、苦手なことを「私はこっちの分野を頑張るんで、ちょっと苦手なここら辺お願いできますか」ってお願いできる人は、人生がガンガン進みます。
逆の人は、そういうことを人に言っちゃいけないとか、全部抱え込んでやらないといけないって思っている。
そうすると、自分だけでできることって限られていますから、範囲が決まっちゃうんです。
苦手なこともやらないといけない、本当は好きなことをやりたいんだけれど、なかなかその時間がまわってこない。
だから、24時間ふうふう言って1日が終わっちゃって、なかなか人生が進まないんですね。
引き寄せの法則のワクワクを勘違いしている
引き寄せの法則を学んでいる方は、「ワクワクすることをしましょう」ってワードをよく聞くことがあると思います。
そのワクワクっていうのは、英語でいうとexciting(エキサイティング)という単語にあたるそうです。
では、エキサイティングってどういうことかというと、単にワクワクとか楽しいとか、それだけじゃないと思うんですよ。
たとえば、ジェットコースターに乗る時って、ドキドキワクワクするじゃないですか。
でも、何が起きるかわからないような「恐怖」も少し入っていますよね。
引き寄せの法則で言う「ワクワク」もそういう意味で、ただなんとなくフワフワしてるものではなくて、リスクも
負いながら、その恐怖や対峙しなければいけないことすらも「人生を楽しむ」と捉えることなんですよ。
そのエキサイティングすらもOKだと思って突入するのが、「人生が進む人」が選ぶ道なんです。
一方、人生が止まっちゃう方は、とっても言い訳が上手なんですね。
「私は今こういう状況じゃないからそちらに行けないんだ」とか「私は今大変なことを抱えているからもう少し時間がかかる」とか。
そういう大義名分で言い訳して、自分自身にストッパーをかけることがものすごく上手なんです。
頑張ってることやワクワクがあるとしても、なかなかところに行けないっていう風に自分で思い込んでしまってるんですね。
スピリチュアル難民注意!見えない世界を信じるか、すがるか
私達は、95~97%ぐらいの見えない世界(潜在意識)と3~5%の見える世界の中で生きています。その見えない力を芯から信じることができると、人生が進みます。
もう一方は、見えない力に対して「すがる」人。
拒絶とはまた違って、何かあった時に頼めばいい、拝めばいい、神様に頼めばいい、なんとかしてくださいみたいな…
それって、自分は何も努力せずにすがっている、現実逃避した姿なんですよね。
人生が進む人にとっては、見えない世界があるのが当たり前で、そこに支えられてそれが信念となってそこを動かしてい
るって事が分かっているんです。
体の中で全部わかっているので、見えない世界があることを信じてポリシーとして、自分の体で行動してる人なんですよね。だから当然、現実も変わってくる。
だけれども、変わらない人っていうのは、その見えない世に「すがる」んです。
すがる人の例
たとえば、3階建てぐらいのところから飛び降りたとします。
人生が止まる人は、飛び降りている最中にも関わらず、すがるわけです。「助けてください神様」みたいに。
有り得ますか?
重力がどうしてもかかるので、飛び降りたら地面に叩きつけられるっていうのは現実じゃないですか。
その現実がありながらも、すがるんです。
「見えない世界ってあるんでしょう?」「あるって言ってるじゃないですか」とか、宗教みたいな感じで、すがっちゃうわけですよ。
その向き合い方は違うでしょう?「信じる」ことと「すがる」ことは違うんです。
よくいるスピリチュアル難民になっちゃう人は、すがっているわけですよね。
「自分はできない」って言って何もしないんだけれど、でも「こうすればいいんでしょう?」って、何か見えないものすがる。
それって、根拠がないじゃないですか。心も行動も伴っていないわけです。
見えない世界を信じて、己(おのれ)の真なるものから行動したり、いろんな恐怖が現れてもそれをエキサイティングだと受け止めて行動したりして楽しんでいけるのか。
それとも、言い訳ばかりして他人からの目線を気にしたり「やっぱり◯◯だから私はできないんだ」って思い込んで、なのに見えない世界にすがるのか。
そういう違いですね。
神様目線で見たら、どちらの人に力を与えたいでしょうか?
お願い上手になると人生が進む理由
感想1)私は「人にお願いする」っていうのをもうちょっとやっていけたらいいのかなと思いました。
解説)お願い上手になると、周りの人が自分の分身になって、もう何人にもなってくれるんですよね。
そうすると、様々な分野で人生が進みやすくなりますね。
格好悪いことを進んでできる
感想2)私はどっちかって言うと変化は受け入れられるけれど継続ができないんです。
とりあえず勢いでいろいろやるので変化はしてるんですけど、人生が進んでるっていう感じはしなくって。
その原因って、表面的に見て楽しいことだけを受け取ろうとしてきたからかなって思いました。
人生にはどうしても、恐怖や大変なことって訪れるじゃないですか。今日YOUうみさんがお話しされたように、それも
エキサイティングとして受け入れて楽しむ…そういう心構え、強さが私には必要なのかなって思いました。
解説)もう一つおまけでお話しすると、人生が進む人っていうのは、人のためでも自分のためでも格好つけずにいろんなことがスイスイできるんですよ。
だから、失敗もする。けれど、失敗に対しての恐怖がさほどないんです。
いろんなことにチャレンジするから、いろんなことが起きますよね。衝突して災いが降りかかることもある。
痛い思いをしたり、コケて血が流れたり…格好悪いですよね。
そんな格好悪いことを「またやっちゃった」って言って笑いながら立ち上がっていける人。それはやっぱり人生進みますよね。
人生が止まってるっていう人は、格好悪いことはできないんですよ。
人に見られてるとか、こんなことしたら失敗したって言われたとか、「ほら言ったでしょ」って笑われることが恐ろしくてできなかったりとか。
格好つけちゃって、1回失敗したら失敗してないふりをして「さあ次行こう」みたいな感じでもうそこには触れない。チャレンジをやめてしまって、それ以上進まないんですね。
成功したり、人生が進む人っていうのは、チャレンジで失敗することを恐れませんし、失敗が必ず糧になっているし、失敗を周りに話してネタにして、笑いが取れるぐらいものにしているんです。
そうやって人生が進むんです。
保守的なタイプの人が人生を進めるコツ
質問)保守的な人、慎重なタイプの人が現状からの変化を受け入れるには、何から始めたらよいでしょうか。
解説)そういうタイプの人は、ファーストステップとして、本当にちょっとだけ、一つだけでいいので、毎日の生活の中で何か違うことをやってみてください。
たとえば、いつもツアーとか家族と一緒にしか旅行しない人、旅行といえば誰かと一緒に行くのが当たり前でそれしかないと思っていた人が、一人旅をするとか。
とにかく一人で初めてのことをする、一人で旅行してみようって決断する。
今までのルーティンを超えたことを、一つだけでいいのでやってみてください。
そうすると、一人旅できたっていうことに対してものすごく自信がついたり、そこで失敗することもいっぱいあるんだけれど「それもなんか楽しかったかも」みたいに、「後で考えるとよくできたな私」っていう風に自分を褒めたりできるんですよね。
保守的な方で人生が進まないって悩んでいる方は、一つでもいいから何かいつもと違うアクションを取ってみて、自分の足で行動してみることをおすすめしています。
本当に一個だけ、小さなことからでいいから「始めてみる」ということですね。
そう思うと、ちょっとハードルが下がる感じがしませんか?
小さな一歩から必ず世界は変わっていきますので、自分に対して許容範囲を広げて、自分の世界を広げてみてください。
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